きこえの改善と回復を通して豊かなコミュニケーションを目指す
きこえ生活コーディネート
ごあいさつ
カロル医療企画代表の小川です。
私はこれまで15年ほどにわたり、介護施設事業会社においてケアワーカーおよび本部スタッフ、また病院では、外来ならびに急性期・回復期・慢性期各病棟での医療ソーシャルワーカーとして仕事をしてきました。
高齢のご入居者、患者さん、およびご家族、こうした大勢の皆様と接してくる中で、「きこえ」の問題に特段の注意を払ってきたとは言えません。
担当者間で使用する、いわゆる「ADL表(ADL=Activity of Daily Living 日常生活動作)」には、たいてい、視力と並んで、聴力について記載する欄があります。
「問題なし・だいたい聞こえる・あまり聞こえない・ほとんど聞こえない」、こうした大まかな区分についてチェックをしケアに活かしますが、きこえそのものに関して、現場ではなかなか十分な配慮がしきれなかったのが実情です。
「耳の遠さ」に関しては、どちらかというと「年だから仕方ない」「大きな声で話せば何とかなる」という考え方が根強くあります。
平成27年、厚生労働省は「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を発表し、その中で、「難聴が認知症の危険因子となる」ことを明記しました。
その後、NHK、文春オンライン、週刊新潮、週刊ポストといった大手メディアも、難聴が認知症や老人性うつの発症リスクになっていることを特集して警鐘を鳴らしていますが、個人的感覚ながら、社会の関心がそれほど高まっているようには見受けられません。
当社はこれまでの仕事の経験から、「より良いきこえが健康で幸福な生活を支える」ことを実感し、加齢による難聴への対策、聴力の改善と回復を進めるサービスを開始しました。
多くの方のご理解と関心を得られれば幸いです。

【略歴】
横浜国立大学教育学部卒業。
鳴門教育大学大学院学校教育研究科修了。
小学校教員、大手介護事業会社人材開発部、病院医療ソーシャルワーカー、医療コンサルティング会社マネジャーを経てカロル医療企画株式会社を設立、現在に至る。
社会福祉士
一般社団法人日本認知症ケア学会会員
日本世間学会会員
一般社団法人日本臍帯プラセンタ学会事務局受託
加齢による難聴の改善・回復を具体的に考えたい方へ、
ご希望に応じて、お住まい近くの補聴器専門店を
紹介し、検討・購入をコーディネートします。
サービス概要
電話、メール、ファックスで、お気軽にご連絡ください。
ご相談は基本的に電話、メールで受け付け、ご要望によって訪問、面談も致します。
サービス自体は無料ですが、遠方への訪問の場合は、交通費をご請求します。
これまでの生活やお仕事歴、現在のご様子、今後へのご希望等によって、相談や提案を
行います。
個人のお客様からの相談を受け付けることと合わせ、高齢者施設や病院・クリニック、
地域包括支援センターなどでのイベント、研修会、相談会を開催しています。
ケアマネジャー様ほか、介護・医療専門職の皆様からのご相談、お問い合わせも、お待ちしております。